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< 著者別 -あ- >


阪急電車
有川浩





















目次): 西宮北口、門戸厄神、甲東園、仁川、小林、逆瀬川、宝塚南口、宝塚、宝塚、宝塚南口、逆瀬川、小林、仁川、甲東園、門戸厄神、西宮北口


(内容): 阪急電車今津線の西宮北口から宝塚までの約15分間の乗車区間の各駅や電車中での出来事の物語です。周辺に住む若い社会人、学生、高校生、などのカップルと、おばあちゃんと孫娘、が登場します。それぞれが個性たっぷりで、暴力、悩み、破局、けんか、出会い、恋愛、受験などを繰り広げ、また、地域の風情なども感じられます。


(感想): 恋愛話が中心ですが、そこに、ちょっと変ったおばあちゃんと犬好きの孫が出てきて、物語全体にスパイスをきかせていて面白みを加えています。
以前に長く住んでいたものとしては、”こんな上品な言葉使いのおばあちゃんいてないでー”と突っ込みたくなります(少し違和感を感じました)が、これも著者(この沿線に住んでいたことがある)独自の視点と意見の現われだと解釈しています。
 というのも、私がこの本を読んだきっかけは映画です。映画を観た後に、”原作でも映画と同じように描かれているんやろか?”と興味をもったからです。
 映画を観られた方も観ていない方も、一度手にとってペラペラっと読んでみてほしい本のひとつですね。
特に映画を観られた方にはお勧めします。映画では出てこないカップルが一組あります。このカップルがなかなか味があっていいです。映画では時間の関係上カットかれたのでしょうが、私としては一番身近に感じる登場人物かもしれません。



「知の衰退」からいかに脱出するか?
大前研一











































 (目次):
 第一章 「低IQ社会」の出現・・あなたは「低IQ社会」の一員
       に甘んじていないか
 第二章 官製不況の根は「知の衰退」
 第三章 一億総「経済音痴」
 第四章 政局と「集団知」
 第五章 ネット社会と脳
 第六章 無欲な若者と学力低下
 第七章 「集団IQ」を高める教育改革
 第八章 「低IQ社会」で得をしているのは誰か
 第九章 勝ち組から学べ
 第十章 21世紀の教養


 (内容): 
 今の日本は、ものを考えない低IQ社会となってしんまっている。原因はマスコミや政治家などによる影響(洗脳)とある程度生活できるレベルで満足してしまうスモールハピネスという考え方からきている。著者の視点は常に世界にあり、世界の中における日本の位置づけという考え方が常にある。経済・政治・学力・教育レベル・生活レベル・医療制度・税金制度・地方分権等々に及ぶ。
 元々企業経営コンサルタント・国家アドバイザーである氏の考え方がそのまま反映されている。スモールハピネスは世界との競争の中でいずれ成り立たなくなっていく。だから大国(アメリカ、中国)、中規模国(ドイツ、韓国)、小規模国(アイルランド、デンマーク、フィンランド、スウェーデン)の各々から学び、世界の大国として生き延びていく力をつけなければならない。世界のリーダーシップをとれる位にならなければならない。と説いている。英語・IT・ファイナンスの知識は三種の神器として必須であるとも説いている。


 (コメント): 
 大前研一氏の日本国民へのメッセージ的本です。
「本書はここ数年日本で起こっているさまざまな現象について私の見解を”集団知”というフィルターを通して述べたものです。
言わば、私流の”21世紀の日本人論”である。」と著者自身が述べていますが、今後日本人は自分自身で考える力をつけて、IQを高め、自分で答えを見つけるすべを身に付けてほしいという願いが込められています。実際著者の現在の活動は教育に重点を置いているといっても過言ではないでしょう。
 全体を通して、自分も低IQの一員であると気づき、思わず苦笑いしてしまう場面が多々ありました。
 ユニークな生き方をしている私としてはよく理解できますが、リスクを避けて出来るだけ楽に生きたいと考えている多くの人達に、今現在の時点で理解を求めるのは難しいように感じます。
 しかし、2009年に民主党が大勝したという結果から、国民の多くが「現状を何とかしたい・何とかしてほしい」という気持ち(危機感?)が強いことも確かであり、こういう状況に底力を発揮してきた日本人だけに、この本の内容は誰しもどこかに共鳴する部分があるかもしれない(2009年末執筆)




ツキを呼ぶ「魔法の言葉」―幸せになる!お金が舞い込む!病気も治ると大評判 (マキノ出版ムック)
五日市剛






 (内容): 
五日市剛さんのイスラエル放浪記の中のエピソードからのお話です。

 (コメント): 
これは、なかなかいいです。
人生ツイてないと思っている人にはお勧めですね。
なんだか、人生捨てたもんじゃないと思うようになること間違いなしです。但し、思っているだけではダメで、この三つの言葉を実行する(毎日言う)ことが大前提ですが。。


今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)
岡本太郎



























 (目次):
 第一章 なぜ、芸術があるのか
 第二章 わからないということ
 第三章 新しいということは、何か
 第四章 芸術の価値転換
 第五章 絵はすべての人の創るもの
 第六章 われわれの土台はどうか


 (内容): 
生きるよろこび、芸術の見方ーあなたには先入観がある、「八の字」文化、わからない絵の魅力、鑑賞と創造の追っかけっこ、新しいという言葉、芸術は常に新しい、新しいものへのひがみ、近代文化の世界性、アヴァンギャルドとモダニズム、芸術はここちよくあってはいけない、芸術はいやったらしい、芸術は「きれい」であってはならない、芸術は「うまく」あってはいけない、見ることは、創ることでもある、昔、絵は見るものではなかった、下手な絵描きたち、名人芸のいらない時代、だれでも描けるし、描かねばならない、自由の実験室、子供と絵、日本文化の特殊性、芸術と芸ごと、日本的モラル、など。


 (コメント): 
既に故人となりし岡本太郎氏ですが、本を読んでいると、まだ生きているような、話しかけられているかのような、不思議な感覚を覚えます。
大阪万博での「太陽の塔」製作や「芸術は爆発だ!」の言葉で有名で、少し変人的なイメージの強かった岡本太郎氏。しかし、この本を読めば、非常にインテリ(知識人)であることがうかがえます。非常に分かりやすく芸術について解説がされていますので、私の様な素人の方々にはきっと役に立つでしょう。現代芸術も自分なりの見方で自由に観れるようになります。その芸術作品から何を感じるか、それは人それぞれでいいような気がしてきました。自分だけが素晴らしいと思う作品があってもいいのです。



アメリカ発 インターネットで儲ける教科書
礒一明












 (目次):
 第一章 これが在米企業家の目から見た、日本の起業ブームだ
 第二章 これが本場アメリカのインターネットビジネスだ!
 第三章 インターネットの利益計算
 第四章 サイトの成約率を上げるワザ
 第五章 「絞込みマーケティング」極意
 第六章 アメリカのプロが使うワザ


 (内容): 2006年1月出版の本であるので時事的な内容については多少の古さがありますが、今でも有効な考え方が多くあります。


 (コメント): 
ネットの上級者にはもちろん当たり前のお話が多いですが、ネットビジネスの初心者や高齢者その他のネットについて疎い方、そしてネットビジネスの裏側(事業者の行動原理など)を知りたい方には良い教科書かもしれません。



脳は眠らない〜夢を生みだす脳のしくみ
アンドレア・ロック

























 (目次):
    第一章 夢研究の誕生
    第二章 フロイトはまちがっている
    第三章 夢はどこから生まれるのか
    第四章 夢の機能
    第五章 夢と記録
    第六章 夢は心を癒す
    第七章 左脳の解説者
    第八章 創造する夢
    第九章 明晰夢の世界
    第十章 意識の解明をめざして


 (内容): 
レム睡眠と夢、レム睡眠の役割、フロイトから脳科学へ、心身一元論、ノンレム期の夢、夢を見る能力、視覚障害と夢、リアルな白昼夢、メタファーと夢、祖先の夢の痕跡、夢のタイムラグ効果、鳥の睡眠学習、睡眠学習の効果、夢で抱く感情、感情処理の機能、トラウマと夢、夢による自然治癒、自分を変える夢、自己セラピーのために、夢を思い出し検証することで自分の心と向き合う、騙されやすい脳、フロイトの卓見と誤り、真夜中のヒットメーカー、問題解決の糸口、自由な連想がカギ、カオス理論と夢、夢の孵化、夢の活用、これは夢だ、実験による検証、二度寝の効用、リアルさの秘密、明晰夢を見るこつ、夢と現実、視覚のトリック、ゾンビ・エージェントの仕業、世界の幻影、夢の全体像、夢研究の最前線


 (コメント): 
夢に興味のある方はもちろんのこととして、無い方も夢を見たことはあるはずですので、読んで見られることをお勧め致します。
とにかく、ぐいぐい引き込まれて読んでしまうという面白さを持った本です。
夢の内容を自分でコントール(変える、創る)する事で、
現実の精神的な様々な問題に対処出来たり、現代の夢の作用に対する最先端の分析が分って楽しいです。是非読んでみて下さい!


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